長年放置していた 溝切り機 の修理 

日々日常のいろいろ

一週間ほど前に農協?より下記のチラシが配られていたので、排水作業をしたのですが、スムーズに排水できていないので、仕事終わりに溝切り機の点検を始めました。

昨年までは代掻きが上手くいっていたのか、ほぼ完璧?に排水できていました・・・

水の通路を作る「溝切り」|クボタのたんぼ [学んで楽しい!たんぼの総合情報サイト]
【種まきから70日目頃】 種まきから70日が過ぎると、品種や銘柄によっては草丈が50cmを超えてきます。この時期には排水をスムーズにするための「溝切り」という作業を行います。

仕事終わりに点検開始

この溝切り機「MKSE260」は、この機械と一緒に歩くタイプ。
現行機では下記のリンクかな?

http://www.yamabiko-corp.co.jp/kioritz/products/category/detail/id=1811

でも、どうせ使うならこの機械がいいなぁと、下記のリンクを見ると結構お高い商品のようで、あきらめました・・・
1年の内に何回も使う物ではないので・・・

溝切機・中耕除草機 | 共立【公式】
株式会社やまびこのコーポレートサイトです。やまびこは、小型屋外作業機械、農業用管理機械、一般産業用機械の3事業における各種製品の開発・製造・販売をグローバルに展開しています。

燃料を入れるが・・

点検は会社が終わった夕方で、自宅から会社の工場に持ってきて、燃料(混合油)を入れて、キャブレターのデコンプを何回か押し込むのですが、一向に燃料が上がってきません・・・

それを数回するとデコンプが割れてきました。

この土曜日の夕方では、部品注文しようにもメーカーはやっていないので、会社にある部品取り用の機械から同様の物を探し取付け、再度デコンプ。
ですが、一向に上がってきません・・・

原因を考える・・

この時点で分かる原因は、キャブレターか燃料タンクの吸込フィルターのつまり。

キャブレターだとすれば、キャブレター下側にあるダイヤフラム。
吸込フィルターのつまりは、文字どおり。

先ずはキャブレターの分解。



ダイヤフラム自体のゴムが硬い感じがしましたが、何とかいけるのでは?と思いそのままにして・・・

燃料タンクの分解

燃料タンクの分解。
タンク内に入っている燃料ホースを取り出すと、フィルター部分が茶色に変色!?

長年(分かっているだけで5年以上)燃料が入ったまま放置していた為、混合油のオイル成分だけが残り、それが変質したんでしょう・・・タブン

デコンプの部品と同じく、部品取りの機体から同じ様な部品を取り、比べてみます。

新品ではありませんが、これなら何とかなりそうなのでホースごと組み替え、燃料タンクに戻します。

デコンプがまだおかしい・・

燃料タンクを取り付け、掃除したキャブレターも仮に取り付け・・

混合油を入れ、デコンプします。
デコンプの音は初めの時より違って(良くなって)いるのですが、それでも一向に上がってきません。

初めのアレもでした・・

もう一つの原因だと思っていたダイヤフラム。
これも同じく部品取りの機体から取り出し、比較。

触って比べるとあきらかで、左の物は今までの物。
薄いゴムですが、ペコペコと硬い音がします。

 

部品取りしたダイヤフラムを付け、試しでデコンプしてみると燃料が上がってきます。

組付け、試運転

 

そのまま組み付けていき、試運転!
一発で掛かりました!!

ただ、キャブレターの組付けが一部上手くいってなかったのか、アクセル調整がきいてませんでした。
これ自体はすぐに直せました。

明日はこれを使った本番です!

コメント

タイトルとURLをコピーしました