本日7/11は、10tユニック車のブームから油が漏れてきたとの事で、ブームを分解し漏れている原因部分を探しシール交換??を行います。
ユニック車は古河ユニック(株)のからとった通称名で、積載型トラッククレーンが正式名です。
以前にブーム内のシリンダーのシール交換をしたことがありました。
その以前とはこちら・・・
もう8年も経つんですね・・・
前のブログではザックリとした事しか書かなかったので、その手順を思い出しながら(と言ってもほぼ忘れている)の作業となります。
で、ワイヤー・油圧ホースを外し、
ブームのピンを抜く前に軽く天井クレーンで吊っておき、ピンを抜きブームを広い場所に移動しておきます。
そのブームの両端にカバーがあるのでそれを外して中を確認。
続いて中のシリンダーが固定してあるピンを抜き、2~4段目を一緒に抜きます。
その抜くときの注意として、抜け止めのボルトがあるのでそれを緩めておきます。
(ココまでは確実に覚えてました。ここから先がうろ覚え!笑)
で、あとちょっとで抜けるというトコで何かに引っかかり抜けなくなります。
その時に下側に設置してあるスライドプレートをマイナスドライバーなどを入れて引き出します。
次に2段目のブームにも固定ピンがあるのでそれを外します。
内側スナップリングを外し、中にあるピンはボルトを入れて引き出します。
3・4段目を一緒に引き出し、
またまた内側スナップリング・ピンを抜き取り、ブームを外します。
4段目のブームが抜けた後はその抜く方向を考えて逆向きに置き、その中に入っているシリンダーを抜き取ります。
そのブームの上側にあるボルト6本をとり、シリンダ一体を抜きます。
抜いた後は一通り油漏れの場所を確認しておきます。
どうやら最後の写真の部分が一番怪しい部分です。
(ここから先の作業は完全に忘れており、何をどうしたかサッパリ・・・σ(^_^;)アセアセ…)
2本のシリンダー一緒になっているのでそれをバラバラにし、それぞれ詳しく見ていくと、怪しかった部分が確定と変わりました。
で、ここまで分解してきたついでに2本のシリンダーのシール類を交換しておきます。
まずは一本目のシール交換。
続いて二本目。
あ、最初に外したものは当然つけておきます。
漏れていた部分を外し、中のスプール?ごと交換し、セットしたところで定時となり、この続きは明日になります。
コメント
渡邉と申します、64才男性です 現在鉄工所に再就職して9月で1年になりました
8tユニック(古河製)の整備を社長から依頼され、素人の為、期限なしで着手は
しましたが、他作業もやりながらでなかなか進みません、パーツリストとイラストだけで
大変こまってました、コラム、旋回装置はほぼ終わり、ブームに取り掛かったところで、
やはり 1段ブームの作動油入り、戻り部分がかなり油がついてます、5段共分解予定で
非常に参考になりました、本当にありがとうございます。
渡邊様、コメントありがとうございます。
参考になった様で嬉しいです。