特長

• 水中に投入し、電源を接続するだけで簡単に加熱でき ます。
• 金属シースにはステンレスパイプ（SUS316L）または、 銅パイプ（表面はニッケルメッキ）を使用しています。 機械的に堅牢、電気的に安全、取扱いが容易で、しか も水中での加熱のため熱効率は最高です。
• 温度コントローラーは液膨式サーモスタットを使用して います。堅牢なスイッチ機構は、高精度の作動を長期間 維持します。
• 防滴構造の端子ボックスに温度コントローラーが組み 込まれており、取扱いが容易で安全です。

1m3の水が1度上昇するまでにかかる時間

Ｍ分で被加熱物の温度をΔt℃上昇させる場合、下記の式より計算します。

\[ Ｗ ＝ \frac{0.278×H×C×d×V×Δt}{Ｍ} \]

各係数は下記のように表されます。
　　電力　Ｗ： W（ワット）
　　時間　H ：１ h または　６０ min
　　比熱　Ｃ： kJ/(kg・℃)またはkcal/(kg・℃)
　　密度　ｄ： kg/m3 またはkg/L（キログラム／リットル）
　　体積　Ｖ： m3（標準状態）または L
　　温度差Δt：℃＝目的温度t ℃－初期温度t℃

また水20℃の時の係数が下記のようになります。
　比熱Ｃ：4.18kJ／(kg･℃)または1.0kcal／(kg･℃)
　密度ｄ：998.2kg/m3または1.00kg/L

<例>
1m3の水が1度上昇するまでにかかる時間 Ｍ (電力1,000wの場合)は、上の式より各係数を代入して計算します。

\[ Ｗ ＝ \frac{0.278×H×C×d×V×Δt}{Ｍ} \] 　　　↓
\[ Ｍ ＝ \frac{0.278×H×C×d×V×Δt}{Ｗ} \] 　　　↓
\[ Ｍ ＝ \frac{0.278×60×4.186×1×1,000×1}{1,000} \] 　　　↓
\[ Ｍ ＝ 69.8分 \]