特長
- 高性能な負荷試験装置
抵抗素子の温度係数が非常に小さく、通電中の抵抗値は非常に安定していますので、電流微調整は不要です。 - 複数台の並列運転に対応
同機種同士はもちろん、例えばLE-75とLE-330Dといった違う機種同士でも並列運転が可能です。試験をする発電機の容量に合わせてフレキシブルに使えます。 - 軽量·コンパクト設計
小型·軽量でトラックの荷台に積載したままの状態で負荷試験が行えます。
全機種吊りフックが付いていますので、移動·運搬に便利です。 - 操作は簡単！
エンジン発電機より負荷装置の入力端子にケーブルを接続するだけですぐに試験ができます。また、水抵抗器による負荷装置に比べ、持ち運びが簡単で、通電中の水温上昇や抵抗変動による電流調整不要などエンジン発電機の負荷試験が大幅に省力化できます。 - 保護装置は万全
冷却ファン用のモータの過電流及び負荷装置への誤配線(逆相)や欠相による事故から、負荷装置を保護するモータリレーが装備されています。
自家発電設備の点検方法が改正
- 非常用発電機の定期点検に
- 3次排対応発電機のカーボン処理に
- レンタル機(可搬形発電機)の出荷点検・定期点検に
注意
改正のポイントは大きく4つ
- 負荷試験に変えて行うことが出来る点検方法として、内部観察等を追加
総合点検における運転性能の確認方法は
負荷運転のみ
負荷運転または内部観察等 - 負荷運転及び内部観察等の点検周期を6年に1回に延長
負荷運転の実施時期は 1年に1回 運転性能の維持に係る予防的な保全策が講じられている場合は6年に1回 - 原動機にガスタービンを用いる自家発電設備の負荷運転は不要
負荷運転が必要な自家発電設備は 全ての自家発電設備に負荷運転が必要 原動機にガスタービンを用いる自家発電設備の負荷運転は不要 - 排気性能点検は負荷運転ではなく、無負荷運転時に実施するように変更
換気性能点検は 負荷運転時に実施 無負荷運転時に実施
仕様
| 仕様 負荷試験装置LE-330D | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 相数 | 三相３線式 | |||||
| 周波数 Hz | 50 | 60 | ||||
| 容量 kW | 220 | 270 | ||||
| 電圧 V | 200 | 400 | 220 | 440 | ||
| 電 流 範 A 囲 | エンジン発電機 | 制 御 電 源 |
20 ～ 650 | 10 ～ 330 | 20 ～ 720 | 10 ～ 365 |
| 商用電源 | 5 ～ 640 | 3 ～ 320 | 5 ～ 710 | 3 ～ 355 | ||
| 力率 | 1.0 | |||||
| 定格 | 連続 | |||||
| 抵抗素子材 | ステンレス系鋼板 | |||||
| 電流可変方式 | 6段階切替器及び微調整器付(連続調整可能) | |||||
| 冷却方式 | 強制空冷式 | |||||
| 端子台ボルトサイズ | 商用電源側 | M8 | ||||
| 負荷側 | M12 | |||||
| 寸法 mm | 1,900×1,400×1,700 | |||||
| 重量 kg | 1,150 | |||||
| 冷却ファンモータ出力 kW | 2.2（始動電流42A） | |||||
操作盤
①周波数
②電圧計
③電流計
④電力計 (冷却ファンの電力は含んでいません)
⑤電流計切替器
⑥電圧計切替器
⑦冷却ファン操作スイッチ
(運転/停止)
⑧負荷電流調整器
⑨負荷電流微調整機
⑪負荷調整スイッチ
⑫制御電源切替スイッチ※1
※ 負荷装置へ流す電流の算出については、取扱説明書(P10～P13)を参照して下さい。
※1 制御電源はエンジン発電機の電源、および商用電源の2電源方式です。
| < エンジン発電機の場合 > | < 商用電源の場合 > |
|---|---|
| 負荷装置の入力端子と発電機の出力端子を接続し制御盤面のスイッチを［発電機］側として下さい。 この場合、冷却ファンの入力電源がベース負荷としてエンジン発電機にかかります。 |
負荷装置の商用制御電源端子に商用三相交流200／220Vを相順を合わせて接続します。 |
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